私のスタート地点は５才の時。

「お前の肌の色はうんこ色だ！汚ないやつ！」

そう言われてから、

“その世界”が自分の生きる世界なんだと幼いながらに悟った幼少期。

周りとの肌の色の違い、髪の毛の違い、家族の違い、気づけば多くの「違い」というものが重圧となり学校に行くことを諦め、孤独を選びました。

そんな小学生、中学生だった私が高校生になり、人生で初めて”アメリカ”という国に足を踏み入れました。

日本とはまるで違い、肌の色は多種多様で、個性や文化もひとつじゃない。数えきれない大きな「違い」で溢れていて。

この「違い」こそが世界をカラフルに彩っているという光景を目の当たりにしました。

あの瞬間の、脳が身震いするような衝撃と肩の力が抜けた感覚を今でも忘れません。

私がやっと、心からPlayfulに生きることを選んだ瞬間でした。

帰国後、悔しさがパワーとなり、日本を変えたいという思いからモデルに挑戦。

「黒人不可」や「ハーフモデル(白人のみ)」という言葉に何度も挫折しそうになりましたが、諦めずに進み続け、世界６０カ国で放映されたAsia’s Next Top Modelというリアリティーショーで４位を受賞し、国内では東京ガールズコレクションやGirls Awardを始めとする大型ファッションショーにレギュラー出演、NHKでは長く番組MCなどもさせて頂き、その他広告やCMなど国内外問わず素敵なお仕事をたくさんさせて頂きました。

モデルとしての目標を叶えた後は、ずっとやりたかったライフワークである児童養護施設に暮らす子供達へのサポート活動を行うためにNPO団体を立ち上げました。

その後、出産を経て２児の母となりました。

そんな人生を歩んでいるうちに、こども達を取り巻く環境の重要性を感じるようになり幼児教育を本格的に学びはじめ、さらに研究するために保育業界へ転職。

インターナショナル幼稚園で勤続し、2歳児〜５歳児の担任経験を積んだのち2022年7月に退職。幼稚園に勤務している限りはその園にいる子供達にしかHappyを届けられない。しかし私がやりたいのは日本中、とくに、新しい教育やグローバルな価値観になかなかリーチ出来ない場所に暮らす子供達に会いにいきたい！でなきゃ日本を変えられない！と思い、独立しました。

現在は”ティーチャーマリーのワークショップ”として全国を回って日本中たくさんの子供達に出逢わせてもらいながら、レッジョ・エミリアアプローチ(今世界で最も高い評価を受けている幼児教育法)を通してこども達が自主的に学びをつかめるワークを行なっています！

ここまでずっと幼児教育を学んできた私が最も納得できた教育アプローチがレッジョ・エミリアアプローチでした。

こどもは生まれながらに生きることを楽しむ、愛せる心を持っています。

必ず、誰しもが。そして、自分・他人・生き物や居場所どんなこととの関わりも含めて、唯一無二のスペシャルな人生を愛す心を持っています。しかしこの心の９９％は学校や文化に奪われるとも言われています。

この心をしっかり養い、持ち続け、表現していくには高い想像力と創造性が必要であると思っています。

こども達がもっとPLAYFULに生きられるようになれば、この社会の未来も必ず明るくなると信じています。

そのために私はこども達と共に学び、こども達にとって最高のコラボレーターとして創造する環境をつくり続けていきます！